Intel MacならWindows10の32bit版のインストールはおすすめ

Windows 10には32bit版がある

Windows 11は64bit版のみで32bit版はありません(32bitのWindowsアプリはサポートされますが)。

それに対し、Windows 10には32bit版がありました。

BootCampでサポートされるのは64bit版のWindows 10のみですが、Intel MacのParallels Desktopであれば32bitのWindows 10も使えます。

Parallels DesktopではmacOSのメモリの一部を使ってWindowsが動作します。

そのため、メモリを大量に使うWindowsアプリを使わない限り、小さくて軽い32bitがおすすめです。

64bitと32bitの比較

MacでWindows 10を使うなら64 bitと32bitのどちらがいいのでしょうか。

Windows 10の64bitと32bitの最大の違いは扱える物理メモリ量です。

32bitのWindowsが最大3.5GB前後(システムによって異なる)までの物理メモリしか扱えないのに対し、64bitのWindowsなら128GB(Windows 10 Home)、または2TB(Windows 10 Pro)までの物理メモリを扱えます。

32bitのほうが小さくて軽い

その代わり、64bitのWindowsは32bitに比べて、メモリ使用量もHDD(SSD)使用量も多く、パフォーマンスも悪くなります。

よく32bitは64bitより性能が悪いと思っている人がいますが逆です。

大量のメモリを使わない通常のアプリなら32bit版のほうが64bit版より少しだけ速く実行できます。