MacからミニPCをリモートデスクトップ接続で使う

MacからミニPCをリモートデスクトップ接続で使う

Windows PCが必要な時がある

MacはParallels DesktopでWindowsも使えます

ただ、Parallels Desktopで使えるARM版のWindowsにはいくつかの制約があります。

特殊な周辺機器やドライバを使うためにIntel CPUを搭載したWindows PCが必要になる場合があります。

Intel Macを持っていればBootCampでWindows PCと同等になります。

しかし、持ってなければWindows PCを購入する羽目になります。

通常はリモートデスクトップで使う

Windows PCは滅多に使わないのでソコソコの性能でコストパフォーマンスの高いものがいい

そんなMacユーザーにおすすめなのがミニPCです。

同性能のノートPCに比べると激安で購入できます。

それだとディスプレイも別に購入しないと。 MacBookユーザー(またはiMacユーザー)だからディスプレイを持ってないし。

と思われるかもしれませんがディスプレイは不要です。

通常はMacBook(またはiMac)からリモートデスクトップで使えるからです。

リモートデスクトップ 2.32

この方法には以下のようなメリットがあります。

  • ディスプレイ、キーボード、マウスのスペースが不要。
  • 使い慣れたMacBookのキーボードとトラックパッドでミニPCが使える
  • MacアプリのようにミニPCのWindowsを使える(Parallels DesktopでWindowを使う場合と同じ)
  • ノートPCに比べてかなり安く購入できる

ただし、Windows Pro搭載が必須条件になります。

Windows Proならリモートデスクトップのサーバーになれますが、Windows Homeではサーバーになれないためです(クライアントにはなれます)。

セットアップやトラブル発生時だけShadowCastでHDMI入力

でもミニPCのセットアップやトラブル発生時はディスプレイが必要では?

その通りです。

セットアップやトラブル発生時などリモートデスクトップが使えない場合だけ、ミニPCのHDMI映像出力をShadowCastでMacのUSB-Cに入力します。

ShadowCast 2.48

キーボードとマウスは常用するわけではないのでiPadやiPhone用にBluetoothキーボードマウスを持っていればそれを流用してもいいですし、安いものを購入しても構いません。

ShadowCastがあればリモートデスクトップは不要では?

と思われるかもしれませんが、リモートデスクトップに比べて以下のデメリットがあリます。

  • ShadowCastの解像度とフレームレートに制限(4K@30fpsかHD@60fps)がある
  • MacBook(iMac)のキーボード/トラックパッドとミニPCのキーボード/マウスを使い分けるのが面倒
  • キーボードとマウスを置くスペースが必要
  • 常用できる品質のキーボードとマウスが必要(既に持っているならいいのですが)

ちなみにShadowCastはMacBook(iMac)でニンテンドースイッチを遊ぶのにも使えます。

USB PD対応だとさらに省スペース

ミニPC本体は小さくても専用のACアダプタは場所を取ります。

USB PD(PowerDeliverry)対応のミニPCならACアダプタ不要でタブレットなどの充電器(高出力のものが必要)で使えるため、専用ACアダプタのスペースを節約できます。