
Windows PCが必要な時がある
MacにはWindowsを使ういくつかの方法があります。
どの方法でもWindowsアプリを問題なく動かせますが、Windows専用の周辺機器やドライバーソフトでは問題が起こる場合があります。
また、M2/M1 MacのParallels Desktopで動作するWindowsにはいくつかの制約があります。
そういった周辺機器やドライバを使うためにIntel CPUを搭載したWindows PCが必要になる場合があります。
Intel Macを持っていればBootCampでWindows PCと同等になります。
しかし、持ってなければWindows PCを購入する羽目になります。
通常はリモートデスクトップで使う
そんなMacユーザーにおすすめなのがミニPCです。
MacBookユーザー(またはiMacユーザー)だからディスプレイを持ってないし。
と思われるかもしれませんがディスプレイは不要です。
通常はMacBook(またはiMac)からリモートデスクトップで使えるからです。
この方法には以下のようなメリットがあります。
- ディスプレイ、キーボード、マウスのスペースが不要。
- 使い慣れたMacBookのキーボードとトラックパッドでミニPCが使える
- MacアプリのようにミニPCのWindowsを使える(Parallels DesktopでWindowを使う場合と同じ)
- ノートPCに比べてかなり安く購入できる
セットアップやトラブル発生時だけShadowCastでHDMI入力
その通りです。
セットアップやトラブル発生時などリモートデスクトップが使えない場合だけ、ミニPCのHDMI映像出力をShadowCastでMacのUSB-Cに入力します。
キーボードとマウスは常用するわけではないのでiPadやiPhone用にBluetoothキーボードやマウスを持っていればそれを流用してもいいですし、安いものを購入しても構いません。
と思われるかもしれませんが、リモートデスクトップに比べて以下のデメリットがあリます。
- ShadowCastの解像度とフレームレートに制限(1920×1080p@30fpsか1280×720p@60fps)がある
- MacBook(iMac)のキーボード/トラックパッドとミニPCのキーボード/マウスを使い分けるのが面倒
- キーボードとマウスを置くスペースが必要
- 常用できる品質のキーボードとマウスが必要(既に持っているならいいのですが)
ちなみにShadowCastはMacBook(iMac)でニンテンドースイッチを遊ぶのにも使えます。
どのミニPCを購入すればいいのか?
Windows Proが必須
Windows Pro搭載は必須条件です。
Windows Proならリモートデスクトップのサーバーになれますが、Windows Homeではサーバーになれないためです(クライアントにはなれます)。
コスパがいいのはAlder Lake-N
現在、売れ筋のミニPCはコストパフォーマンスが良いAlder Lake-Nを搭載した製品です。
という話ならAlder Lake-N100であれば全く問題はないかと。
同性能のノートPCを購入することを考えれば激安だと思いますが、
という話なら現在ならAlder Lake-N95になります。
N95の性能はN100よりは落ちますが、ほとんど変わりません。
それなのにN95とN100の価格差は大きく、以下のような価格で購入できます。
USB PD対応だとさらに省スペース
ミニPC本体は小さくても専用のACアダプタは場所を取ります。
USB PD(PowerDeliverry)対応のミニPCならACアダプタ不要でタブレットなどの充電器(高出力のものが必要)で使えるため、専用ACアダプタのスペースを節約できます。
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