
Windows 3.1の登場からずっと、仕事でもプライベートでもWindowsを使ってきたのですが、Widnows 8の登場を機にプライベートのパソコンはWindowsからMacに移行しました。
Windowsのユーザー無視の迷走ぶりに愛想がつきたからです。
仕事ではWindowsも使っていますが、プライベートで使う気はもうありません。
昔はMacよりWindowsのほうが使いやすかったと思います。
しかし、今は迷走中のWindowsよりMacのほうが使いやすいです。
将来、Windowsの迷走が終われば、またWindowsのほうがMacより使いやすくなるかもしれませんけど。
WindowsからMacへ移行するメリットとデメリットをまとめてみます。
WindowsからMacへ移行するデメリット
実際にWindowsからMacへ移行する時はメリットよりデメリットのほうが気になったのでデメリットの方を時にまとめます。
- 会社のパソコンと違う
- Macの価格が高い?
会社のパソコンと違う
普通の(デザイン会社などでない)会社ではパソコンはWindowsですよね。
私も会社ではWindows、個人ではMacを使っているため、OS操作方法の違いに戸惑うことはあります。
ただ、今やほとんどの作業がOS非依存のWEBアプリでできています。
WEBアプリならMacでもWindowsでも同じ操作です。
さらにマイクロソフトOfficeなど使用頻度の高いメジャーなアプリはMacとWindowsの両方に対応して操作方法も同じなので気にはなりません。
Windows専用アプリのMacでの代替を探す必要がある
困るのがWEBアプリでもメジャーアプリでもないWindows専用のアプリです。
Macで代替となるアプリを見つけ、場合によってはアプリのデータをWindowsからMacに移す必要があります。
もしどうしてもMacでの代替アプリがなければMacでWindowsを使う方法もあります(詳細は後述)。
Macの価格が高い?
ノートパソコンの売れ筋ランキングの上位は安価なWindowsかChromebookが占めてします。
その中でMacBookはたしかに安くありません。
しかし、ランキング上位のWindowsの安価な機種を使ってみればわかります。
性能が低すぎて使い物にならないのです。
Macにはそんな機種はありません。
たとえWindowsでも十分な性能の機種はMacと同じ位の価格なのではないでしょうか。
例えばWindows開発元であるマイクロソフトのSurfaceの価格はMacと変わりません。
また、Chromebookが安いのはChrome OSが低性能なハードウエアでも問題なく動作するからですが、できることは限られます。
WindowsからMacへ移行するメリット
- OSの更新頻度が低い
- Windowsの迷走につきあわずにすむ
- アプリを簡単にインストール、削除できる
- サクサク軽快に動く
- macOSとWindowsの両方を使える
- デザインがWindowsより良い
- 誰でも使えるバックアップ機能が標準
- 暗号化機能が標準
OSの更新頻度が低い
客先での大事なプレゼンのためにWindowsを起動すると画面にメッセージが……
最悪ですね……
また、終電間際に仕事を終え、Windowsをシャットダウンしようとすると「更新してシャットダウン」 しか選択できない。
なぜ、「更新しないでシャットダウン」がないのでしょうか……
仕方なく「更新してシャットダウン」すると画面にメッセージが……
これが悪名高いWindows Update、WindowsのOS更新です。
しかも不具合修正のためのWindows Updateでなぜか新たな不具合が発生することも。
MacにもOS更新はあります。
しかし、Windows Updateほど頻繁ではないうえ、更新タイミングの強制もありません。
Windowsの迷走につきあわずにすむ
これはWindows 10のスタートメニューです。

画面を指でタッチして操作しやすいようなUI(ユーザーインターフェイス)になっています。
しかし、こういうUIはマウスやトラックパッドで操作しやすいですか?
ではWindowsタブレットを指でタッチして使うとiPadやAndroidより使いやすいですか?
答えは明白だと思います。
Windows 8からこのタブレット向けのUIが導入され、たくさんの批判があるにもかかわらず、Windows 10になってもタブレットUIは廃止されませんでした。
そのWindows 10は「最後のWindows」になるという話でしたが、なぜか古いCPUを切り捨てたWindows 11がリリースされるという話に変わりました。
WindowsからMacに移行すればこんな迷走につきあう必要はなくなります。
サクサク軽快に動く
ブラウザやウインドウがサクサク軽快に動きます。
Windowsのような操作時にひっかかる感じがほとんどありません。
macOSとWindowsの両方を使える
Windows PCではmacOSは使えませんが、MacならWindowsを使うことができます。
デザインがWindowsより良い
WindowsよりMacのほうがハードウエアもソフトウエアもデザイン的に優れています。
とくにMacはWindowsよりヒラギノの文字が圧倒的に綺麗で、目が疲れにくいです。
iOS(iPhone, iPad)との連携
WindowsからMacへの移行を考えているならiPhoneやiPadを持っているのではないでしょうか。
MacならiPhoneやiPadと簡単に連携できます。
iMessage
iOSのメッセージアプリであるiMessageがMacにも搭載されています。
MacとiOSとの間でメッセージをやりとりできます。
FaceTime
iOSの無料通話/ビデオ通話機能であるFaceTimeがMacには搭載されています。
MacとiOSの間で音声通話とビデオ通話ができます。
連絡先、カレンダ
Macの連絡先とカレンダはiOSと同期します。
Windowsだと連絡先もカレンダも非標準です。
誰でも使えるバックアップ機能が標準
Windowsにもバックアップ機能はあるのですが、簡単には使えずよくわからないために結局バックアップをとっていない人も多いのではないでしょうか。
そのことはWindowsでよくありがちな「データが消えてしまった」の原因になっています。
また、Windows PCのデータはある程度の知識がないと別のPCに移すことができません。
それに対してMacはタイムマシンというアプリが標準で付属し、USB HDDをつなぐだけで誰でも簡単にバックアップが取れます。
そしてそのバックアップから誰でも簡単に過去のファイルを復元したり、新しいMacにすべてのデータを移したりできます。
暗号化機能が標準
パソコンはログインパスワードさえ設定しておけば情報を盗まれることはないと思っている人は多いです。
実際にはたとえログインパスワードが設定されていてもパソコンからHDDやSSDを取り出し、別のパソコンに接続すれば情報は盗めます。
そうしたケースはHDDやSSDを暗号化することで防ぐことができます。
macOSなら「FileVault」という機能で簡単に暗号化を設定できます。
それに対し、Windows 10 Homeには暗号化機能はありません。
Windowsで暗号化機能が使いたければWindows 10 Pro搭載のPCを購入するか、有償でWindows 10 Proにアップグレードする必要があります。
どのMacを購入しても間違いはない
Windows PCはたくさんのメーカーから発売されています。
しかし、Windows PCには現行機種にもかかわらず性能が低すぎてまともに使えないものもたくさんあります。
とくに初心者はどのWindows PCを買ったらいいのか迷うと思います。
初心者だからと安いWindows PCを買ってしまうと、上級者ですらまともに使えない低性能の場合があります。
Macならそんなことはありません。
どのMacを購入しても間違いはありません。
コメント
二台もてばいい話。
WindowsではフリーウェアであったソフトがMacでは有料のソフトが多い。
WindowsソフトからMacに移植の際のコストとか。(fast copy とか)
今頃、趣味か業務でもない限りはMac を触る必要性が薄い。
良く言われるMacでできてWindowsできない事はない。
逆にMacではできない事が多い。
趣味で持つことを否定しないので二台持ちでいいんではないかと思う。
お金持ちですね。素敵です✨
リンゴ信者さんですか?
MACはデザインがよく、フリーズすることも無くなったので、最近は魅力的ですね。
独自ハードやPowerPC路線を諦めて、Windows標準のPC/ATハードに切り替えてから、ハードの信頼性も増した事ですしね。
windows機に比べいろいろ割高ですが、意識高い系や自己満足を得たいのであればよい買い物だと思います。
僕も、長い事Windowsを使っていますが、そのうちMACに切り替えたいと思っていますし。
Windows3.5からWindowsを使っています。
本当は、プライベートも仕事もすべてMacでこなしたいのですが、
必要なソフトがMacにはない。
たった三つのソフトのためにWindowsを手放せません。
結局、両方使っています。
MacかWindowsか、どちらかを選べと言われたらMacです。
自分にとって相性が良く、仕事がはかどっています。
不便な点はなんとかなるでしょう。
Windowsの迷走ですか。言われることはなんとなくわかります。
自分はもう25年以上Macを使っているのでWindowsには全く??ですが,仕事で計測用のWindows機が一台だけあり,立ち上げる度に「更新プログラムの構成中 XX%…」で愛想が尽き,真面に使う気になれません。
Windowsが迷走している間に,アップルはMacをARM化してiPhoneやiPadを包含した巨大プラットフォームの構築を目指している。
Win-telは10年後も生き残っているだろうか。
デスクトップOSシェアを調べてみた。
Windowsは過去11年間(2009年1月~2020年6月)で激減しているけど,MacOSは増えている。
日本国内:
Windows: 92.23 -> 63.33 %
MacOS: 6.77 -> 23.55 %
https://gs.statcounter.com/os-market-share/desktop/japan/#monthly-200901-202006
世界全体:
Windows: 95.42 -> 77.68 %
MacOS: 3.68 -> 17.76 %
https://gs.statcounter.com/os-market-share/desktop/worldwide#monthly-200901-202006
Microsoft/Windows帝国の崩壊も近い?
Mac も Windows もどっちも良し悪しるけど情報は正確にお願いしたいです。
> しかし、このWindowsストアからインストールできるのはタブレットモード用のアプリ(WindowsストアアプリとUWPアプリ)のみなのです。
→随分前からデスクトップアプリも可能です。「デスクトップブリッジ」で検索ください。
> それらのタブレットモード用のアプリがまともに使えるならいいのですが、ほとんどがデスクトップモード用アプリの劣化版という状況です。
→デスクトップ版にないアプリもある為一概には言えないかと。「ほとんど」というのはどれくらい調査して母数は何でしょうか。
> そして、デスクトップアプリは自分のWindowsに適合するダウンロードして、解凍して、インストーラを実行して、、、という昔ながらの手順を踏まないとインストールできません。もし、アプリがバージョンアップされると再度インストールするなどアプリ固有の作業が必要です。
→Mac でも、Store 以外からインストールしたもので幾つかアプリ固有の手動更新が必要なものを使ってます。
ご指摘のとおり、Windowsストアはデスクトップアプリのインストールが可能になっているのでアプリストアの章は削除しました。