
無料ではできない
Windowsライセンスは無料ではなく有料のため、MacでWindowsを使う場合にも必ず費用がかかります。
MacでWindowsを使う方法はいくつかありますが、方法によってかかる費用が異なります。
Parallels Desktop
Parallels DesktopとはMacでWindows PCのハードウェアを再現する仮想化ソフトです。
Parallels DesktopでWindowsを使う場合、Parallels DesktopのライセンスとWindowsのライセンスが必要になります。
Parallels Desktop Standard Edition (永久ライセンス) | 12,700円 |
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Windows 11 Home | 16,000円前後 |
合計 | 28,700円前後 |
Parallels Desktop Standard Editionには毎年料金を支払うサブスクリプションと買い切りの永久ライセンスがありますが、一般的には永久ライセンスの方がお得です。
また、Windows 11 Proが必要ならもう少し高くなります。
BootCamp
BootCampとはIntel MacでWindows 10を使うための機能です。
BootCampはIntel Macの標準機能のため、必要なのはWindows 10のライセンス費用だけです。
Windows 10 | 16,000円前後 |
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合計 | 16,000円前後 |
ただし、Intel Mac現行機種はありません。
さらにBootCampでは現行のWindows 11が未サポートであり、使えるのはWindows 10です。
Windows Server VPS
Windows Server VPSとはクラウドのWindowsをリモートデスクトップ接続で使うサービスです。
MacにWindowsをインストールするわけではありませんが、まるでMac上でWindowsが動いているように使えます。
Windows Server VPSには以下のようなメリットがあります。
- Macのリソースをほとんど使わない
- 会社でも自宅でもまったく同じWindows環境を使える
- iPhoneやiPadなどMac以外からも使える
利用者がWindowsのライセンスを購入する必要はありませんが、「RDS SAL」料金とVPSの利用料金が必要です。
RDS SAL料金 | 月額料金 | 合計 | |
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ConoHa for Windows Server![]() | 770円 | 1,210円〜 | 1,980円〜 |
KAGOYA CLOUD VPS | 1,155円 | 913円〜 | 2,068円〜 |
さくらのVPS for Windows Server![]() | 1,100円 | 1,210円〜 | 2,310円〜 |
Xserver VPS for Windows Server![]() | 990円 | 1,980円〜 | 2,970円〜 |
ABLENET VPS | 1,250円 | 1,694円〜 | 2,944円〜 |
ミニPC+リモートデスクトップ
安価なミニPCをMacからリモートデスクトップで使う方法です。
WindowsのライセンスはミニPCの価格に含まれています。
ミニPCのセットアップやメンテナンスのためにShadowCastと安いキーボード/マウスが必要です。
ミニPC | 30,000円前後 |
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ShadowCast | 6,000円前後 |
安いキーボード/マウス | 2,000円前後 |
合計 | 38,000円前後 |
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