M1 MacでWindows 11を使う

インストールが完了しました

MacはWindows 11に未対応

現在、全てのMacが公式にはWindows 11に未対応です。

MacにはApple M1を搭載したM1 MacとインテルCPUを搭載したインテルMacがあります。

M1 Mac インテル Mac
Windows 10
Windows 11

インテルMacであればBoot CampかParallels DesktopでWindows 10を使えます。

しかし、Windows 11には未対応です。

Windows 11システムの要件にはTPM 2.0(Trusted Platform Module)があるのですが、Macではそれが有効になっていないためです。

M1 MacではWindows 10にもWindows 11にも未対応です。

Apple M1 CPUで動作するWindowsはARM CPUのマイクロソフトのSurface Pro Xなどに搭載されているWindows on ARMです。

しかし、そのWindows on ARMは一般販売されていません。

PCメーカー向けにはOEMライセンスされていてマイクロソフト以外のメーカーからもWindows on ARMを搭載したパソコンが発売されています。

レノボジャパン Lenovo 81JL0014JP Yoga C630
レノボ・ジャパン(同)
49,480円〜
Windows on ARM搭載

一般販売されない理由はARMチップのサプライヤーであるQualcommとマイクロソフトが独占契約を結んでいるためとも言われています。

それが事実であれば契約終了後に一般販売の可能性もありますが、少なくとも現在はM1 MacのユーザーがWindows on ARMを入手できないため、アップルはM1 MacをWindowsに対応させる意味はないわけです。

Insider Preview + Parallels Desktop

前述の通り、公式にはWindows 11には未対応なのですが、以下を組み合わせることでM1 MacでWindows 11を使う方法があります。

  • Insider PreviewのWindows 11 on ARM
  • Parallels Desktopの仮想TPMモジュール

Insider PreviewのWindows 11 on ARM

Insider PreviewとはWindows Insider Programの登録者に提供される評価や開発用のビルド(正式リリースでない開発途中のプログラム)です。

前述の通り、Windows 11 on ARMは一般販売されていませんが、評価や開発用としてInsider Previewが提供されています。

そのInsider PreviewをM1 Macで使おうというわけです。

ただし、Insider Previewは評価や開発以外の仕事で使えるようなものではありません。

Insider Previewに動作保証はありませんし、いつまで提供されるかもわかりません。

M1 MacでWindowsアプリを使いたいだけならWindows 11 Insider PreviewなどではなくWindows Server VPSの方が確実です。

Parallels Desktopの仮想TPMモジュール

Parallels DesktopとはMac上でPCを仮想化するソフトです。

M1 MacにもインテルMacでも使えます。

そしてこのParallels Desktopは「仮想TPMモジュール」を提供します。

前述の通り、Windows 11のシステム要件にはTPM 2.0がありますが、Macでは有効になっていません。

Parallels Desktopは仮想TPMでその問題を解決しています。

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M1 MacへWindows 11をインストールする

評価や開発のためにM1 MacでWindows 11 Insider Previewを使うには以下からWindows Insider Programに登録します。

以下からWindows 11のInsider Previewビルド(VHDXファイル)をダウンロードします。

以下からParallels Desktopを入手して起動します。

Parallels Desktop 17 for Mac
Parallels Inc.
MacとWindowsを瞬時に切り換え

「インストールアシスタント」画面で「続行」をクリックします。

インストールアシスタント

「新規作成」画面で「続行」をクリックします。

新規作成

先程、ダウンロードしたWindows 11のInsider PreviewビルドのVHDXファイルが自動検索されて表示されているので、「続行」をクリックします(もし、表示されていなければ「手動で選択する」をクリックしてダウンロードしたVHDXファイルを選択します)。

インストールアシスタント

Windowsの主な用途として「業務用ツール」を選択して「続行」をクリックします。

Windowsの主な用途

「名前」欄に「Windows 11」など好きな名前を入力し、「作成」ボタンをクリックします。

名前と場所

しばらく待つと「インストールが完了しました」と表示され、クリックするとWindows 11を使用できます。

インストールが完了しました

Windows Insider Programの設定

Windows 11の「Settings」を開き、「Privacy & security」の「Send optional diagnostic data」をOnにします。

Send optional diagnostic data

「Windows Update」 – 「Windows Insider Program」をクリックします。

Settings - Windows Update - Windows Insider Program

「Windows Insider Program」画面で「Link account」ボタンをクリックし、Windows Insider Program登録したMicrosoftアカウントでログインします。

日本語配列のキーボードを使っている場合、この時点では英語キーボードと認識されているため、メールアドレスの「@」はSHIFT + 2になります(詳細は後述の「日本語化する」を参照してください)。

Windows Insider Account

「Choose your Insider setting」をクリックしてInsider Previewのチャネルを設定します。

Choose your Insider setting

Insider Previewには以下の3つの「チャネル」があり、チャネルによって適用されるWindows Updateが異なります。

Devチャネル 開発早期段階のもので不安定。
技術力のあるユーザー向け。
ベータチャネル 年2回の機能アップデートのプレビュー版
リリースプレビューチャネル 正式リリース直前のもの

ただ、Insider Previewを新規インストールするとどういうわけか特定のチャネルに固定されて変更できない場合があるようです。

インストール時期やビルド番号など、どういう条件でチャネルが固定されるのかはよくわかりません。

日本語化する

Windows 11 Insider Previewは初期状態で日本語表示になっていません。

ただ、Windowsは多言語対応のため、以下の手順で日本語表示にできます。

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