
MacでAndroidを使う方法
AndroidはGoogleが開発しているスマホやタブレット用のOSです。
Androidのソースコードは公開されているため、誰でも自由に利用が可能です。
そのため、スマホやタブレットでなくMacやWindowsで使えるAndroidが複数リリースされています。
MacでAndroidを使う方法はいくつかありますが、M2/M1 MacとIntel Macで異なります。
M2/M1 Mac | Android Studio |
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Intel Mac | Android-x86 NoxPlayer BlueStacks |
この記事ではIntel Macで使えるAndroid-x86を紹介します。
AndroidをIntel MacやWindows PCのCPUであるx86向けに移植したのがAndroid-x86です。
Windows 11でAndroidアプリを動かすWindows Subsystem for Androidもx86版です。
Intel Macへのインストール
Parallels Desktopを入手し、起動します。
Parallels Deskopの「ファイル」-「新規」メニューを選択し、「インストールアシスタント」を表示します。
「無料システム」の「ダウンロードAndroid」を選択して「続行」をクリックします。

インストールされるAndroidの制限事項を確認し、「ダウンロード」をクリックするとAndroidがダウンロードされ、Paralles Desktopの仮想マシンにインストールされます。

Androidのセットアップ画面が表示されたら「日本語(日本語)」を選択して、「開始」をクリックします。
Androidの画面をクリックするとマウスカーソルがAndroid画面の外に出なくなります。
^ control + ⌥ optionを押すとカーソルをAndroid画面の外に出せます。
「コピーしない」をクリックします。

Googleのアカウント名を入力して「次へ」をクリックします。

Googleアカウントのパスワードを入力して「次へ」をクリックします。

「同意する」をクリックします。

「次へ」をクリックします。

「日本標準時」を選択し、必要なら時刻を調整して「次へ」をクリックします。

「同意する」をクリックします。

「後で行う」をクリックします。

「いいえ」をクリックします。

ホームアプリを選択します。
「Quickstep」はスマフォやタブレットのようなホームアプリ、「Taskbar」がパソコンのようなホームアプリです。
ここでは「Lancher3」を選択しました。

Androidのホーム画面が表示されます(下図のホームアプリはTaskbarです)。

Androidに割り当てるメモリを増やす
デフォルトではAndroidに割り当てられるメモリが1GB(1024MB)のため、動作が緩慢です。
割り当てるメモリを増やすにはParallels Desktopの「処理」-「シャットダウン」メニューを選択してAndroidを終了します。
Parallels Desktopの設定画面で「ハードウェア」-「CPUおよびメモリ」を選択し、「メモリ」の値を3GB(3076MB)以上に増やします。

コメント
大変ためになります。ありがとうございます。ただ,自分の環境ではAndroid上でのマウスカーソルの動きが爆速です。何か対処方法をご存知ですか?